命名式
新
しい生命が誕生の際し、親の願いをこめて名前をつけ、半紙などにしたためて仏壇に供え、如来さまに報告します。
初参式(はつまつり)
子
供の誕生を喜び、お寺にお参りして受ける式です。1ヵ月から100日目ぐらいまでの適当な時期にお参りします。
入門式
み
教えに帰依し、真宗門徒の一員としてその本分をつくすことを仏前に宣誓する儀式です。備え付けの門徒名簿に名前が記載されます。
その他祝いの儀式
誕
生日、入学、卒業、銀婚式、金婚式、傘寿の式、白寿の式、建築の定礎、起工、上棟などの節目を、仏前に報告し、お祝いします。
葬送の儀式
浄
土真宗の門徒にとって、葬送の儀式は永遠の別れを告げる儀式ではありません。亡き人を悼み、その遺徳を偲ぶとともに、再び会うことのできる世界(お浄土)のあることをともどもに確かめあう法会です。浄土に往生された方を想い、浄土に往生させずにはおかないという如来さまの大悲を仰いで、心からお念仏申します。
お墓・墓碑建立・納骨の法要
お
墓は、死者を埋葬した目印として、また故人を敬いたたえたいとの思いから建てられます。亡き人のお育てにより私たちの今日があることに感謝し、諸行無常の理をかみしめ、先祖の願いを聞き、それらを縁として如来さまに手をあわせ、自分自身がお念仏の教えを聞き味わう場です。
仏壇購入・入仏法要
仏
壇は、死者の為のものではなく、日々生きる力のもとである如来さまのお慈悲に会うためにお寺のご本堂を家の中に置いたものです。
家庭での日常勤行
浄
土真宗の門徒の日常は、朝夕の如来さまへの挨拶のおつとめです。
花をかえ、灯明をあげ、香をたき、朝はお仏飯を供え、合掌・礼拝して勤行をはじめます。おわりに合掌・礼拝し、灯明を消します。